工事風景 7 "筋交い"

こんにちは、制作部の斉藤です。
本日も中井の現場より、構造の一部"筋交い"について書いていきます!
筋交いとは、家具や建物に斜めに入っている補強のことです。もともとは斜めに交わることを指す言葉でした。
縦横に走る「筋」を斜めに「交う」ように進む、これが「筋交い」です。

筋交いがない状態の建物は真上からの力にはよく耐えられるものの、横の力に弱く、倒れやすくなります。
上に乗るものの重さを考えて、筋交いを入れていきます。
今回の筋交いは"たすき掛け"で組んでいきました。
筋交いの組み方は何通りもあるそうですが、下の写真のように2本を単純に交差させるよりも厚みを薄くできました。
指矩を巧みに使い、継手が仕上がっていきます。継目に狂いがなく美しいです!
これからも工事風景、どしどし更新していきます。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!

山翠舎のブログ

山翠舎の舞台裏ブログです。古木を使ったお店づくりのお話や、開店までのドキュメント、会社内のさまざまな動きなどを綴っています。

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