こんにちは、東京支社の瀬下です。
昨日は東京支社に神銅商店の方が来てくださりました。その内容を少しだけ紹介します。
神銅商店様
神田にある、銅の会社、神銅商店さん。
医療用機器、配電、受電、アルミを使った道路の看板や船に使われるチタンなどの材料をおろしている会社です。
東急ハンズさんもお取引先とのこと。
親近感がわきます!
材料の販売だけでなく加工も請け負ってくれる心強い会社。
銅の歴史
銅鉱石から精錬されて取り出された金属。
紀元前800年前まで遡る、人類最古の金属元素。
銅と錫の合金である青銅は、青銅器、銅鏡、銅剣、銅鐸(鐘のようなもの)として使われてきました。
いちばん身近な非鉄金属は日本円のコイン!
ニッケル黄銅は500円玉くらいでしか使われていません。そのため入手も困難。
銅は加工がし易いので硬貨にも使われているそうです。
銅の特徴
1,電気を流す率、電気伝導度が大きい
銀の次に電気伝導度が高いですが、銀は高価。そのため家電では銅が使われます。
2,熱伝導性が良い
熱伝導率と電気伝導率は比例します。この声質を利用して、
ヒートシンク(パソコンのファンなどに使う。)、放熱板、昔の車のラジエーター(今は、安くて軽いアルミを使います。)やヒートパイプに使われます。
押し出しや削りだしで形状を作ります。
銅及び銅合金の特徴
人間の健康にとっても必要不可欠な成分でもあり、
牡蠣、エビ、椎茸、大根、レバー、ココアなどにも含まれる成分。
耐食性に優れる。各種の色調を示す。
銅は、変色するので神社やお寺の屋根に使われ、趣のある色合いを醸し出します。内外装などの建材や、銅食器にも活用されています。銅は菌が繁殖しないと言われるため!色調が変わることで汚く見えるという囚われ方をすることもあります。
そして銅は、何と言っても加工性が良い!変形や削り出しもできます。
銅、黄銅(真鍮など)、りん青銅(銅と錫を混ぜ合わせたもの。)
りん青銅は、例えばアイフォンの充電の差込口に使われます。
何回抜き差ししても長持ちしやすい素材。
その他にも
ステンレス
アルミ
チタン
鉛
鉛は、かなり柔らかいことが特徴です。
レントゲン室など、遮蔽に使う素材。音の遮蔽にも使うことができます。
このような様々な素材を長く取り扱っているからこそ、加工方法に詳しい!
神銅商店さんは、
日本で唯一の、タガを作っている会社!桶屋さんはみなさんここで仕入れます。
銅貨は毎日のように金額の変動があります。
少量の注文からできるそうなので気になりましたらぜひホームページへ。
ありがとうございました。
本日の桜、
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