皆様、こんばんは!
現場管理の斉藤です🌛
前編に引き続き、2重床式の厨房床施工を解説していきます。
給排水管を設置後、パーティクルボードを張っていきます。
材質が均一で、割れや反りに強いのが特徴です。
パーティクルボードの下には、支持脚が均一に設置されています。赤丸で囲った場所に支持脚が入っています。上からビス(ネジ)が打ってありますね。
中の断面は写真のようになっています。少々雑なメモ切り抜きです、申し訳ございません!
図のようにパーティクルボード同士の隙間から、脚用接着剤を流し込みます。支持脚の中はこの接着剤が入るような穴が通っていますので、支持脚を通して床に流れ出て床とボードを固定します。
その上にコンパネ(ラワン合板)を張っていきます。コンパネ材はラーチ合板も下地としてよく使用しますが、ラワンと違って節の凹部分があります。
今回は長尺シートをはりますので、ラーチ合板のような凹部分を拾ってしまう材料は×です。(仕上げが凸凹する)
そして、配管部分は切り欠いておきます。
仕上げの床長尺を張った後の写真です。
床と腰壁の間から水が入らないよう、床は100mmほど立ちあげます。
壁を塗装→壁に床立ち上げ用の見切り材をつける→床を立ち上げる
これで、下階やホールへの水漏れを防ぎます。
厨房機器を入れて、水、ガス、電気コンセントを繋いで完成です!
次回は、おまけで厨房壁を解説していきます。
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